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スティーヴン・ソダーバーグ (フレッチャー・マンソン&歯科医コーチェク /監 督・脚本・撮影) Steven Soderbergh 1963年1月14日、6人兄弟の2番目としてジョージア州アトランタに生まれる。幼いころ父親の仕事の関係で、ルイジアナ州バトンルージュに引っ越した。 15歳にして大学のアニメーションクラスに加わり、中古機材を購入して16ミリ映画を作り始める。高校卒業後はハリウッドへ行き、フリーの編集者として働いた。その後故郷へ戻り、短編映画を作り脚本を書いていた。ソダーバーグが初めて認められたのは'86年、ロックグループ、イエスのコンサート・ビデオで、これはグラミー賞にノミネートされた。そして89年『セックスと嘘とビデオテープ』でカンヌ映画祭のパルムドールを受賞し、アカデミー賞のオリジナル脚本賞にノミネートされた。 その華々しいデビューにもかかわらず、ソダーバーグは自らのスタンスを変えない。 『KAFKA/迷宮の悪夢』『わが街セントルイス』『蒼い記憶』と、“作りたい映画”を作りつづけた。そして最もソダーバーグらしい『グレイズ・アナトミー』『スキゾポリス』の2本を経て、ジョージ・クルーニー主演の『アウト・オブ・サイト』で再び商業監督としての手腕を披露する。 こうして2001年のアカデミー賞では『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』の2本で監督賞にノミネートされるという、38年のマイケル・カーティス以来の栄誉に輝き、みごと『トラフィック』で監督賞を獲得した。 公開待機作はシナトラ一家の『オーシャンと11人の仲間』をリメイクした『オーシャンズ11』。2001年11月からは『セックスと嘘とビデオテープ』の続編『How To Survive A Hotel Room Fire』の撮影に入る予定だ。
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ベッツィ・ブラントリー (フレッチャー・マンソン夫人 & “魅力的女性第2号”) Betsy Brantley 1955年9月20日、ノースカロライナ州ルサフォードトンに生まれる。元ソダーバーグ夫人だったが、94年に離婚した。今回は別 れた夫の妻を演じ、同時にその夫が心奪われる女性の二役を演じている。この『スキゾポリス』がソダーバーグの自伝的作品と言われる所以でもある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
デビッド・ジェンセン (エルモ・オキシジャン) David Jensen 害虫駆除と割礼を本業としながら、割礼から挿入そして種付けまでやってしまうというエルモを演じている。もともとは『セックスと嘘とビデオテープ』で小道具係を務めていた。この『スキゾポリス』の中で、「友達だから出演しただけ」というのは本当のようである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
マイク・マローン(T・アジマス・シュイターズ) Mike Malone 思想家のようで宗教家とも思えるシュイターズを演じている。もともとは美術関係の仕事をしている人で、ソダーバーグ作品では『蒼い記憶』のセット制作を担当した。この時はマイク・シェルフ・マローンとクレジットされている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
エディー・ジェミソン (“名無し男”) Eddie Jemison シュイターズの事務所に勤めながら、「ここにはスパイがいる」と騒ぎ立て、ついにはクビになる“名無し男”。太った女性が好きで、エルモならずとも魅力を感じる美人妻を、“やせすぎ”と評する。 90年代半ばに、バドワイザーのCMに主演したことで有名。この『スキゾポリス』が映画デビューのようだが、同じ頃テレビ出演の経験がある。他の出演作品にはペネロープ・アン・ミラー主演の『レリック』があり、博物館員を演じていた。待機中の作品にはソダーバーグの『オーシャンズ11』がある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
スコット・アレン (“右腕の男”) Scott Allen フレッチャー・マンソンの上司で、彼にシュイターズの演説原稿を書かせる“右腕の男”を演じている。映画デビュー作は、人間とミュータントの戦いを描いた90年の近未来SFホラー『最終生物バイオゾイド』。そして『スキゾポリス』のあと、ソダーバーグの『アウト・オブ・サイト』と『エリン・ブロコビッチ』に出演している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
キャサリーン・ラ・ナサ (ダイアン) Katherine La Nasa 害虫駆除にきたエルモを誘惑する人妻ダイアン。夫の“名無し男”は太目の女性が好きなため、いつも「食え、食え」と言われている。コーチェク医師の患者でもあり、“魅力的女性第2号”にコーチェクを紹介する。 1967年生まれ。バレエ・ダンサーから女優に転じた。89年『ハートに火をつけて』でデニス・ホッパーと知り合い、結婚。92年に離婚した。そのほかの出演作には『フラッシュ・ファイヤー』などがあるが、主にテレビで活躍している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョン・ハーディ(製作/テレビの司会者) John Hardy この映画を製作し、テレビの司会者役をも演じた。反シュイターズである消費者擁護派の論客を迎えるトーク・ショーの司会者である。79年から製作を手がけ、『セックスと嘘とビデオテープ』でプロダクション・マネージャーを担当して、ソダーバーグとのコンビが始まった。 以後『わが街セントルイス』『蒼い記憶』『グレイズ・アナトミー』『スキゾポリス』『アウト・オブ・サイト』『イギリスから来た男』『エリン・ブロコビッチ』『オーシャンズ11』と、ソダーバーグのほとんどの作品で製作を担当している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョン・リー(製作総指揮) John Re この映画の製作総指揮を担当。ソダーバーグ作品では『グレイズ・アナトミー』の製作総指揮も担当している。その他の作品としては、アードマン・スタジオの『ウォレスとグルミット』、アリッサ・ミラノとショーン・ペンが共演した『ヒューゴ・プール』がある。 |
ソダーバーグへのインタビューはこちらから |
■上映スケジュール 未定 |
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2001年10月20日公開時の劇場 ●アップリンク・ファクトリー ●心斎橋シネマ・ドゥ |
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